タモ理論「会話しない会話術」でコミュ障改善 <第15回「質問補助カードの使い方(その2)」>

 

第15回「質問補助カードの使い方(その2)

 

ざっくりとした質問をすると、

相手がパっと答えられない場合があり、

会話のテンポが悪くなる。

 

それを解消するために〇〇面カードを

使う事を説明した。

 

今回は新たに、質問補助カードとして

二択カードを使うことを

説明する。

 

二択カードは、応用質問カードとして

一度紹介したが、補助質問カードとして

使うこともできる。

 

このカードの特徴として、〇〇面カードよりも、

質問の幅を狭めることができる。

 

使い方はこうだ。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

自分「最近なんかいいことあった?」

相手「・・・・え?」

自分「楽しかった事とか」

相手「あっそうそう、この前こういうの見つけたよ~」

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

上記は、

 

「最近なんかいいことあった?」

というざっくりした質問に、

 

相手が話す事が見つからず困ってしまった場合

の例だ。

 

相手が答えるまで待ってもいいのだが、

相手が困って黙ってしまうと、中途半端な間が

できてしまう。

 

人は会話がテンポよく進むと、

「この人と気が合うかも」

と思ってしまうというデータがある。

 

そこで、

沈黙を与えないために

 

相手がしばらく考え込みそうだと

思ったら、さりげなく質問を補助しよう。

 

ここでは二択カードの

楽しい事、つまらない事

を使用している。

 

ちなみに、

 

「楽しい事なかった?」

と聞いて、相手が考え込むようなら、

 

さらに二択カードで質問を補助することができる。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

自分「最近なんかいいことあった?」

相手「・・・・え?」

自分「楽しかった事とか」

相手「うーん・・」

自分「出かけたりしなかったの?

相手「あ、そうそう!この前ショッピングした時に

こういうの見つけたよ」

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

と、補助し続ける事ができる。

 

上記は、二択カード「出かけた、出かけなかった」

を使用している。

 

理論上は、二択カードを使って永遠に補助し続ける

事は可能だが、

相手に不信感を与えてしまうので、

一度の質問につき、上限は2回というところだろう。

 

二択カードで質問を補助することのメリットは、

ざっくりした質問を具体的にできるところだ。

 

本来は、ざっくりした質問に対して、

相手が答えた事に質問していくのが

一番いいことだが、

 

ざっくりした質問は

相手が考えこんでしまうというリスクがある。

 

つまり、

 

考え込む行為というのは、脳に負担がかかる、

もし、何回も考え込む質問をされた場合、

 

相手は疲れてしまい、

無意識的だが、会話が楽しいと感じなくなってしまう。

 

それを防止するための質問補助カードなのだ。

 

整理すると、

質問補助カードの目的は、

 

①会話のテンポが悪くなることの防止

②相手の脳みその負担を軽減する

 

である。

 

そして、二択カードは、

〇〇面カードよりも具体的な質問になるため、

 

より相手にかかる負担を

軽減することができる。

 

その分、〇〇面カードよりも

質問の幅を狭めてしまうデメリットがあるが、

 

そこは臨機応変に使い分けよう。

 

と、キリがいいところで今回はここまでとする。

 

 

次回、第16回は、会話を弾ませるための、「相槌カード」

について説明する。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

第16回まとめ

 

質問補助カードその2は、

二択カードである。

 

最近なんかいいことあった?

 

というざっくりした質問に、

相手が答えに詰まってしまった場合は

 

楽しかった事、つまらなかった事は?

 

などと、

二択カードを使ってさりげなく補助しよう。

 

質問を補助することの目的は

 

①会話のテンポが悪くなることの防止

②相手の脳みその負担を軽減する

 

である。

 

二択カードはざっくりした内容を

より具体的にする効果がある。

 

ただし、相手に不信感を持たれないように

するため、一度の質問を補助できる回数は

二回までとする。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タモ理論「会話しない会話術」でコミュ障改善 <第14回「質問補助カードの使い方」>

 

第14回「質問補助カードの使い方」

 

前回、質問したからといって相手が

即答できるとは限らないということ、

 

また、それに伴い

質問補助カードが重要であると

説明した。

 

というわけで、今回は

 

質問補助カード、その1

〇〇面カード

 

について説明しよう。

 

〇〇面カードは、ざっくりとした

質問を少しだけ細分化するカードだ。

 

自分「調子はどうですか?」

相手「え、えーと」(←困っている)

自分「仕事面とか」

 

これは、調子はどう?という

質問が、範囲が広すぎて

 

相手が即答できない場合に、

すかさずフォローして質問を

細分化するというものだ。

 

フォローすることによって

会話のテンポを崩さず、

スムーズに繋げることができる。

 

会話のテンポが悪いと、相手は

無意識にこの人とは合わないなぁ

と思ってしまう。

 

いわば、質問補助カードは、

それを避けるための

保険と考えればよい。

 

ちなみに、

 

仕事面以外にも、

恋愛面、金銭面、勉強面、趣味面など

なんでも活用できる。

 

〇〇面カードは、質問の答えは

まだ相手に委ねている状態だ。

 

仕事面などの方向性は決まったが、

中身はまだざっくりしている。

 

本来は相手の口から出た話題を

質問していくのがセオリーだが、

 

質問の範囲が広すぎて、相手が

困ってしまった場合は、

このカードを使って少しだけ

細分化しよう。

 

そして相手の口から出た話題に

ついて質問すると、盛り上がる

可能性が高い。

 

 

ちなみに、上記の続きだが、

仕事面は?と聞いて、

 

「いい感じですよ。」

 

と相手が答えた場合、

「何が?」

と聞いて、

(5w1Hカードを使って)質問を

掘り下げよう。

 

・・・・・・・・・・・・・・

 

今回は、ざっくりした質問を

少しだけ細分化する方法を紹介したが、

 

実は、もっと質問を細分化して

範囲を限定する補助カードがある。

 

これは、ざっくりした質問を

続けてしまい、

 

相手に不信感を持たれた

場合や、

 

ざっくりした質問をしすぎて

相手に負担がかかっているな、

 

という場合に有効に使える。

 

というわけで次回、第15回は、

質問補助カードその2

という内容でお届けする。

 

・・・・・・・・・・・・・

 

第14回まとめ

 

質問補助カードその1

〇〇面カード

 

使い方は、

こちらがざっくりした質問を

しすぎて、

相手困ってしまった場合に

 

すかさず質問を細分化して

相手が答えやすくするというものだ。

 

仕事面、恋愛面、勉強面、金銭面、趣味面、

など、種類は豊富である。

 

会話のテンポが悪いと、人は無意識に

この人とは合わないかも・・

と思ってしまう。

 

それを避けつつ、質問を限定せずに、

相手に答えを委ねた状態をキープできる。

 

そして相手が答えた話題を掘り下げて

質問していこう。

 

 

タモ理論「会話しない会話術」でコミュ障改善 <第13回「質問補助カードとは?」>

 

第13回「質問補助カードとは?」

 

前回、人外の視点で質問することを

説明した。

 

今回は、質問補助カードについて

説明する。

 

会話がスムーズに、テンポよくできるように

なりたい。

 

多くの人が抱える、よくある悩みだろう。

 

その悩みを解決するのが、この

質問補助カードである。

 

と、その前に、

 

カードの説明に入る前に

前提として

説明しておかなければならない

ことがある。

 

・・・・・・・・・・・・・

 

このブログの読者ならば、

会話をする上で質問することが

大事だというのは

すでに周知の事実であろう。

 

が、しかし、

 

あなたは

こうは思っていないだろうか?

 

「自分が質問すれば、

相手はすぐに答えてくれるはずだ。」

 

もし、あなたがこういう幻想をお持ちなら、

 

今すぐにでもどこかの寺に修行に入り、

その腐った性根を叩き直してほしい。

 

物事はそんなに都合よくはいかない。

 

例えば、

あなたはこういう経験はないだろうか?

 

質問したが、相手が困ってしまい、

会話のテンポが悪くなった・・

 

または、相手にわからないと言われた・・

 

 

 

これらは全てこちらの(質問した側の)責任である。

 

なぜなら、相手が質問に答えられるかどうか?

を考慮していないからである。

 

では、

 

質問された事に対して、相手が

即答できる場合というのはどういう状態

の時か?

 

ということを整理する必要がある。

 

①日頃からその内容について

考えている場合は答えることができる。

②タイムリーな内容は答えることができる。

 

というデータがある。

 

要約すると、考えた事のない質問に答えたり、

記憶に新しいこと以外を答える

には、考える時間が必ず必要になり

 

結果としてテンポが悪くなったり、

相手に負担がかかったりする

場合があるということである。

 

・・・・・・・・・・・・・・・

 

「難しすぎて何を言っているかわからん・・」

 

では、そう思ったあなたに、質問をします。

 

「あなたの好きな時代はいつですか?」

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・

この質問に即答できましたか?

 

 

もしできた場合は、あなたは時代について考えた

事があるはずだ。

考えたことがなくて答えられた場合は、

思考レベル(アドリブ力)がかなり高いといえる。

 

何が言いたいかというと、

 

結局、質問した後は、

相手が答えるのみであって、

 

その事柄について相手が考えたことが

あるか、もしくは相手の思考レベル(アドリブ力)

に頼るしかない。

 

もし相手が、即答できなかった場合や、

相手が考えるのがしんどいと感じた場合は

相手があなたとの会話がめんどくさいと感じてしまう。

 

仮に、何回も考え込むような質問をされたら、

相手が無意識にしんどいと感じてしまう。

 

人間とはそういうものなのだ。

 

だから、相手が即答できずに

考え込むような質問は、

その質問を補助してやらなければならない。

 

それが相手の負担を軽減することになり、

会話のテンポがよくなる秘訣でもある。

 

と、前置きを述べたところで、

次回、第14回は、質問補助カードの本題に入る。

正直、このカードを絶対用意しておかないと

すぐに詰むことになる。

それぐらい大事なカードなので

あえて前置きを長く説明した。

 

次回は心して読んでほしい。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

第13回まとめ

 

質問をしたからといって、

相手がすぐに答えられるとは限らない。

 

すぐに答えらる場合として

①日頃からその内容について

考えている場合は答えることができる。

②タイムリーな内容は答えることができる。

 

が挙げられる。(なお、親密度は考慮しない)

 

相手が考え込むような質問は、

相手の負担になるので、

一度した質問を補助しなければならない。

 

なお、補助するかどうかは相手の対応をみて

決める。(この内容は次回)

 

質問補助カードを使うことで、

相手の負担が軽減されたり、

会話のテンポが良くなり

円滑に会話が進められるようになる。

 

 

 

 

 

タモ理論「会話しない会話術」でコミュ障改善 <第12回「他者視点カード(人外の視点)」>

 

第12回「他者視点カード(人外の視点)」

 

前回、他者視点カードの使用例を

紹介したが、

 

今回は人外の視点で会話を進めて

いく方法を説明する。

 

人外の視点は多くのバリエーションが

あるため、全ては紹介しきれない。

 

今回はその中でも、基本の例を紹介する。

 

例1:動物の視点

 

例えば、

ペットを飼っている人がいるとしよう。

 

こういう時、動物(ペット)の視点で

会話を進めることができる。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・

 

自分「ペットとか飼ってますか?」

 

相手「猫飼ってます」

 

自分「やっぱりかわいいですか?」

 

相手「かわいいですね」

 

自分「どういう所がかわいいですか?」

 

相手「キャットフード食べてる時ですね」

 

自分「そういう時って、猫はどんな気持ちで

食べてるんですかね?

 

相手「夢中で食べているので、多分

食べる事しか考えてないと思います 笑」

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

といった具合だ。

上記の場合は、

 

猫はどういう気持ちなのだろうか?

 

という視点で会話を進めている。

 

もちろん、自分が猫になりきって

 

「僕が猫だったら夢中で食べちゃいますね 笑」

 

と、勝手に猫になりきって会話を進めてもいいし、

 

思いつかなかったら、

 

例のように、相手に

「猫はどういう気持ちなんですか?」

と投げかけても良い。

 

大事なのは、ペットの視点で会話を

進めてみる事だ。

 

こういう会話は、

普段あまりする事がないので、

相手に新鮮な印象を与える事ができる。

 

他の人との会話の差別化や、アクセントとして

有効に活用したいところだ。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

例2:神の視点

 

神の視点も使ってみよう。

 

神の視点は様々な事に活用できる。

このカードをデッキに忍ばせておくと、

いざという時、非常に頼りになる。

 

使い方はこうだ。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

相手「最近いいことがなくて、落ち込んでるんです」

 

自分「何があったんです?」

 

相手「実は最近不幸が重なってて、

財布を無くしたり

事故にあったりしてるんです」

 

自分「そうなんですか?

わかんないですけど、神様が〇〇さんに試練を

与えてるんじゃないんですか?

 

相手「そうですね、

そう思ってがんばって乗り越えますね!」

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

どうだろうか。

 

苦しい時の神頼みとはよく言ったもので、

会話に困った、質問が思い浮かばない、

 

そういう時は、

 

神様だったら~

 

という身勝手な言い回しで、

意外と様々な事に対応できたりする。

 

例えば、こういう事もできる。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

相手「あ、虹ですね!」

 

自分「本当ですね、

〇〇さんの日頃の行いがいいから、

神様が〇〇さんに虹をプレゼントして

くれたんじゃないですか?

 

相手「そうですかね、やっぱり神様って

ちゃんと見ていてくれてるんですね!」

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

という感じだ。

まだまだバリエーションはあるが、長くなるので

割愛する。

 

繰り返しになるが、

人外の視点になる事のメリットは、

他の人との会話との差別化ができる事だ。

 

世の中の人々は、ありきたりな会話に

飽き飽きしている。

 

そんな中、その視点で会話を進めるのか!

という新たな視点で会話を進めてみると、

相手の印象にも残りやすい。

 

ぜひ自分だけの斬新な視点で会話を

進めてみてほしい。

 

やがて、それはあなただけの持ち味になり、

 

ありきたりな会話に飽き飽きした人々を

救う刺激的なスパイスとなるだろう。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・

 

次回、第13回は・・

 

質問補助カードについて説明する。

 

これは、会話をスムーズに進めるためには

必須のカードといえる。

 

「デッキにセットしておかないと爆死する」

と考案者が語るほど重要度が高いカードだ。

 

ぜひ真剣に聞いてほしい。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

第12回まとめ

 

他者視点カードは、人の視点だけではなく

人外の視点で会話を進めることもできる。

 

例えば、動物の視点、神の視点などだ。

 

人外の視点になる事のメリットは、

他の人との会話との差別化ができることだ。

 

自分だけの新たな視点のカードを作り、

 

ありきたりな会話に飽き飽きした人々の

度肝を抜いてやろう。

 

スベッた場合のフォローも用意しとくと吉。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タモ理論「会話しない会話術」でコミュ障改善 <第11回「他者視点カードの活用」>

第11回「他者視点カードの活用」

 

前回、他者の視点で会話を進める方法を

紹介した。

 

また、どの視点で会話を進めるかによって

話の方向性を誘導することもできる。

 

ということを説明したが、

 

今回は、他者の視点とはどういうものなのか?

ということを深堀りしていこう。

 

他者とは

自分以外の誰か、

つまり、第三者から見てどうなのか?

 

ということである。

 

他者を会話に入れるよくある例として、

相手との共通の知り合いを話題に出すことは

 

鉄板ネタとしてよく

色んな人が日常的に使っていることだろう。

 

しかし、それでは共通の知り合いがいない

初対面の人などには対応できない。

 

そこで、どんな人にも対応できる

三者というのを用意していれば、

 

後は状況に応じて、

こちらの出すカードを変えればいい。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・

 

誰でも共通する第三者とは?

 

・・・・・・・・・・・・・・・・

 

例えば、

 

家族

友達

先輩

後輩

有名人

 

などである。

 

具体的に説明していこう。

 

例えば、こういう会話になった時はどうだろう。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

自分「休みの日は何してるんですか?」

 

相手「友達と遊んでますね~

でも最近家に帰るのが遅くなってよくお父さんに

怒られるんです・・」

 

自分「そうなんですか、

え、でもお父さんは心配だから怒ってるんですよね?」

 

相手「そうですね、

確かに心配かけてるかもしれないですね」

 

自分「お母さんはどうなんですか?」

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

と、こんな具合だ。

 

ここでは

 

相手のお父さんの視点

 

で会話を進めようとしている。

 

そしてその後は、例のように

 

お母さんの視点はどうなのか?

 

という視点で会話を進める事もできる。

 

例では会話にお父さんというワード

が出たため、

 

比較的簡単に会話を

繋げる事ができたが、

 

下記の例のように無理やり繋げて

対応することも可能だ。

 

・・・・・・・・・・・・・・・

 

自分「休みの日は何してるんですか?」

 

相手「旅行してますね~」

 

自分「結構遠くまで行くんですか?

 

相手「そうですね、一泊したりとかです」

 

自分「家に帰らないと親とか心配しないですか?

僕が親だったら心配しちゃうかもしれないですね 笑」

 

相手「実は、最近よく怒られてます 笑」

 

・・・・・・・・・・・・・・・・

 

と、無理やり親の視点を持ってくることも可能だ。

 

 

もう一つ例を紹介していこう。

 

自分「好きな有名人は誰ですか?」

相手「明石家さんまです」

自分「そうなんですねー」

 

自分「あ、猫だ!」

自分「突然ですが、ダジャレ言います

子猫をこねこねしたい」

相手「・・・・・・・」

自分「こういう時、明石家さんまだったら

どうやって処理するんですかね?」

 

・・・・・・・・・・・・・・

 

と、いったところだ。

会話の内容は、低レベルだが、

言いたい事は伝わっただろうか。

 

例では、明石家さんま(有名人)だったら

どうなのか?

という視点で会話を進めている。

 

また、他者視点は、上記のように

スベった時の切り返しにも応用可能である。

 

・・・・・・・・・・・・・・・

 

他者視点カードの特徴は、

会話の方向性を変えることができることだ。

 

自分⇔相手

 

の軸で進んでいた会話が、

突如他者を交える事によって

会話の流れをガラリと変える事ができる。

 

会話の流れを変えたい、もしくは他のカード

が見当たらない・・

 

といった

戦況に行き詰った状況などの打開策として、

大いに活躍できるカードと言えるだろう。

 

 

三者の視点を会話に織り交ぜていくと、

あらゆる事に対応可能となるので

 

ぜひデッキにはセットしておきたいところだ。

 

今回は、「人」に焦点を当てたが、

他者視点カードは人だけではない。

 

人外のものになりきる事も可能だ。

 

というわけで、

 

次回、第12回は

 

他者視点カード応用編

「人間以外の視点を活用する」

 

について説明していこうと思う。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・

 

第11回まとめ

 

他者視点カードの特徴は、第三者の視点で会話を

進めていくことであり、

 

例えば

 

家族

友達

先輩

後輩

有名人

 

などがある。

 

他者視点カードの特徴は、

 

自分⇔相手

 

の軸で進んでいた会話が、

突如他者を交える事によって

 

会話の流れをガラリと変える事が

できることである。

 

戦況に困った時の打開策として使ったり、

スベった時のフォローにも使用可能だ。

 

ぜひデッキにはセットしておきたいカードである。

 

 

 

 

 

 

 

 

タモ理論「会話しない会話術」でコミュ障改善 <第10回「他者視点カードとは?」>

第10回「他者視点カードとは?」

 

前回のおさらい

 

視点変更カードには

 

①時間軸を変える

②他者軸に変える

 

という二種類のカードがある。

 

そして前回は、①時間軸を変える

について説明した。

 

今回は、

②他者軸に変える

 

について説明をしていきたい。

 

と、言いたいところだが、

本題に入る前に、最初に言っておく事がある。

 

今回の内容は非常に難しいので、

読解力のない事を自覚している方は、

 

今すぐブラウザの戻るボタンに指を伸ばして

捨て台詞を吐きながら帰ってほしい。

 

 

何が言いたいかというと、

 

それだけ今回の内容は

難しいので心して聞いてほしい。

 

という事だ。

 

と、警告とも挑発とも取れる文章を掲示し、

読者を置いてけぼりにしたところで、本題に入ろう。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・

 

単刀直入に言うと、

 

これは、自分以外の他者からの視点

で見た時どうなるか?

 

という内容のカードだ。

 

では、堅苦しい説明はひとまず置いておいて、

まずは例を見ていこう。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

自分「今週末の予定は?」

相手「バイトです」

自分「頑張ってください」

相手「しかも今週、連休なんで忙しそう

なんです・・」

自分「大変ですねー、

でも頑張れば、来てくれたお客さんはそれだけ

喜んでくれるってことですよね?」

相手「そうですね、頑張ります!」

自分「ちなみに、

何歳ぐらいのお客さんが多いんですか?」

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

と、ざっくりいうとこんな感じだ。

 

ここではお客さんというワードを入れる事によって、

 

自分目線の会話から第三者の視点を交えた

内容の会話に変化させる事に成功している。

 

つまり、”お客さん”という視点も取り入れた

会話として発展させる事もできるし、

 

自分の持っていきたい方向性の

会話になるように誘導することもできる。

 

といった具合だ。

 

・・・・・・・・・・・・・・

 

ん?誘導?と思った方は察しがいい。

 

そう、誘導という言葉を使ったのには理由がある。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「何言ってるのかわかんねーし」

「回りくどい言い方しやがって」

 

と思った方は、

 

 

上記の会話でそのまま相手に共感し続けた場合に

起こりえる事態を想像してほしい。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

相手「忙しくて本当に嫌なんです

先輩はすぐ怒るし、後輩はさぼるし・・」

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

と、人によってはネガティブな内容、

つまり会話の方向性が愚痴に繋がる可能性がある。

 

少々の愚痴なら構わないだろう。

だれだって不満不平などはあるものだ。

 

が、人によっては愚痴が止まらなる可能性

がある。

 

これは、人の価値観によると思うが、

 

ネガティブな話題(愚痴等)が苦手な人、

愚痴話で盛り上がる人、色んな考え方がある。

 

ここで重要になってくるのが、他者視点カードだ。

 

このカードは、会話を繋げる事もできるし、

視点を変える事によって会話の方向性を

ある程度操作することもできる。

 

ということは、

 

ネガティブな内容の会話になるのを

視点を変える事によって避けることができる。

 

 

ということも可能だ

 

繰り返しになるが、

言いたい事は、

ネガティブな会話が悪いなどということではない。

 

会話が盛り上がる起爆剤として、

愚痴が役に立つことは百も承知だ。

 

何が言いたいかというと、

そういう会話が苦手な方にとって

この他者視点カードが、救済措置になり得る、

という事だ。

 

と、前置きが長くなってしまったが、

今回はこの辺にして、

 

次回、第11回は他者支点カードの

具体的な使用例を、もう少し詳細に紹介していく。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

第10回まとめ

 

他者視点カードとは、第三者

立場で会話を進めることによって

 

会話を繋ぐ、

 

あるいは

 

会話の方向性を操作することができる

カードである。

 

このカードを使いこなせれば、

 

会話の内容が愚痴などのネガティブな

話題になりそうな時に

 

その方向性を

変える事も可能である。

 

(もう少し具体的な使用例は次回説明予定)

 

 

 

 

 

タモ理論「会話しない会話術」でコミュ障改善 <第9回「視点変更カードとは?」>

第9回「視点変更カードとは?」

 

前回、二択カードの使用例、条件を紹介したが、

今回は視点変更カードについて説明する。

 

 

では、早速本題に入ろう。

 

視点変更カードには

 

①時間軸を変える

②他者軸を変える

 

という二種類のカードがある。

 

まず、①時間軸を変える

 

について説明していこう。

 

これは、時間を変化させた場合はどうなるか?

を質問するカードだ。

 

例えば、、

 

未来

過去

朝昼夜

季節

 

などだ。

 

あくまで上記は一部である。

その種類は多岐にわたるため、

割愛する。

 

なお、時間軸カードのいいところは、

 

時間という概念はどんな事にも

あてはまりやすく、

 

自分の中でカードを揃えておけば

圧倒的有利に会話が進められることだ。

 

では、会話例を紹介しよう。

 

・・・・・・・・・・・・・・・

 

自分「趣味は何ですか?」

 

相手「絵を描く事ですかねー」

 

自分「へぇー、そうなんですね。

どんな感じで描いてるんですか?」

 

相手「外で友達と風景画描いてますね。」

 

自分「いいですね。今の時期にピッタリですよね!

僕あんまり詳しくなくて、わからないんですけど、

あれってちなみにでも外で描くんですか?笑」

 

相手「全然描きますけど、やっぱり今の暖かい時期

に描く人が多いです 笑」

 

自分「そうなんですね 笑

ちなみに、それを続けて、

将来的にはどうなりたいんですか?」

 

相手「そうですねー。休みの日に趣味仲間

同士でずっと楽しく過ごしたいです」

 

自分「なんかいいですね!

やっぱりずっとやってると、

と比べて上手くなるものですか?」

 

相手「同じ所ばっかり描いてても

あまり上達しないですけど

色々な場所行って描くとすごく上達します!」

 

自分「絵を描くのって昼間ですよね?

はどうするんですか?

 

相手「みんなでご飯に行って

感想とか話したりします!」

 

・・・・・・・・・・・・・・

 

というような具合である。

 

繰り返しになるが、

この時間カードのいいところは、

時間という概念の汎用性である。

 

例えば、こんな会話でも使用可能だ。

 

・・・・・・・・・・・・・・・

 

自分「どんな仕事してるんですか?」

 

相手「中学校の教師やってます」

 

自分「教師ですか、すごいですね。

ちなみに将来的にはどんな教師になりたいん

ですか?」

 

相手「教えるのが好きなので、生徒達に

先生の授業がわかりやすいって言って

もらえるようになりたいです」

 

自分「え、でも、過去にそういう事言って

くれた生徒いないんですか?」

 

相手「実はいまして、すごくうれしかったです!」

 

自分「なんかそういうのいいですね!

あと先生のお仕事って季節ごとに行事とか

あるので楽しそうですよねー」

 

自分「そうなんです!

私は、行事ごとが好きなタイプなので、

楽しいです。特に〇〇が楽しくて・・」

 

・・・・・・・・・・・・・・・・

 

という風になりえるのだ。

 

また、上記のように相手が話したい(そうな)

会話に繋げる事ができればベストだ。

 

このカードの魅力は、

会話が続きやすい事である。

割と色んな事に当てはまるので

一度自分でカードを組み立ててほしい。

 

このカードをデッキにセットしておけば、

かなり安心はできるはずだ。

 

と、自分がかなり慢心してしまったため

 

今回はここで終了とする。

 

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というわけで、

次回、第10回は、

今回、ページの都合で明かされなかった、

 

視点変更カードの二種類目、

「②他者軸を変える」

について説明する。

 

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第9回まとめ

 

 

視点変更カードには

 

①時間軸を変える

②他者軸を変える

 

という二種類のカードがある。

 

①時間軸カード

 

とは、例えば

 

未来

過去

朝昼夜

季節

 

についての質問をするカードである。

 

このカードのメリットは、

 

時間という概念はどんな事にも

あてはまりやすく、質問が刺さるため

会話が続きやすい。

 

また、相手の好きな話やタイムリーな話題など、

相手が話したい会話にも繋げやすく万能性がある。

 

ぜひデッキにはセットしておきたいカードだ。