タモ理論「会話しない会話術」でコミュ障改善 <第4回「質問カードの種類と使用方法(基本質問カードについて)>
第4回「質問カードの種類と使用方法」
「基本質問カード」
について説明する。
「基本質問カード」
は最も使用頻度が高く、
会話の生命線とも言えるカードなので、
使いこなす事は必須なので、
確実に頭に入れておいてほしい。
どういうものかと言うと、ズバリ・・・
「いつ(When)」
「どこで(Where)」
「だれが(Who)」
「なにを(What)」
「なぜ(Why)」
「どのように(How)」
そう、「5W1H」である。
「なるほど、それが大事なのか!」
と目を輝かせる人もいれば、
「なんだそんなことか・・・
知ってるよ・・・」
と少し落胆する人もいるだろう。
上記の「5W1H」は
会話の核となる部分であり、
会話の熟練者であれば、
誰もが普段から使っていると
答えるのではないだろうか。
実際、コミュニケーション本などを
読んでみるとわかるのだが、
「会話は5W1Hを使おう!」
などと紹介されている事が多い。
しかし、実際にカードゲームのように
「使いどころを意識して、
最適なタイミングで、使っている」
という人は
少ないのではないだろうか。
と、ここで、話を少し戻そう。
第2回、第3回の内容を
思い出してほしい。
会話の流れをもっていく方向は、
①好きな事の話
②努力した(している)話
③工夫した(している)話
にもっていくと、
相手が楽しく話す事ができると、
説明したのを覚えているだろうか。
ちなみにタモ理論では、これらの
話をすると会話が弾むことから
会話が加速するという
意味を込めて
「ブースト」と呼んでいる。
ちなみに会話が完全に
途切れてしまうことを
「バースト」呼び、
これはゲームオーバーを意味する。
と、
またもや話が逸れてしまったようだ。
用語解説はこれぐらいにして
本題に戻そう。
この「5W1Hカード」を使う時に
意識してほしい事がある。
それは、
「この人(相手)は、
どんな事に思い入れがあるのか?」
もっと具体的に言うと、
①好きな事の話
②努力した(している)話
③工夫した(している)話
は何なのか?
という事を意識しながら会話してほしい。
第5回は、「基本質問カード」
の使用方法、実践編について説明する。
第4回まとめ
会話の核となる部分は「5W1H」
であり、この質問カードを
「基本質問カード」
とし、メインで使用しながら会話を
進める。
また、会話を進める時は、
「この人(相手)は、
どんな事に思い入れがあるのか?」
という事を意識すること。
※タモ理論用語解説
ブースト・・会話が弾んでいる状態
バースト・・沈黙。会話が完全に途切れた状態