タモ理論「会話しない会話術」でコミュ障改善 <第9回「視点変更カードとは?」>

第9回「視点変更カードとは?」

 

前回、二択カードの使用例、条件を紹介したが、

今回は視点変更カードについて説明する。

 

 

では、早速本題に入ろう。

 

視点変更カードには

 

①時間軸を変える

②他者軸を変える

 

という二種類のカードがある。

 

まず、①時間軸を変える

 

について説明していこう。

 

これは、時間を変化させた場合はどうなるか?

を質問するカードだ。

 

例えば、、

 

未来

過去

朝昼夜

季節

 

などだ。

 

あくまで上記は一部である。

その種類は多岐にわたるため、

割愛する。

 

なお、時間軸カードのいいところは、

 

時間という概念はどんな事にも

あてはまりやすく、

 

自分の中でカードを揃えておけば

圧倒的有利に会話が進められることだ。

 

では、会話例を紹介しよう。

 

・・・・・・・・・・・・・・・

 

自分「趣味は何ですか?」

 

相手「絵を描く事ですかねー」

 

自分「へぇー、そうなんですね。

どんな感じで描いてるんですか?」

 

相手「外で友達と風景画描いてますね。」

 

自分「いいですね。今の時期にピッタリですよね!

僕あんまり詳しくなくて、わからないんですけど、

あれってちなみにでも外で描くんですか?笑」

 

相手「全然描きますけど、やっぱり今の暖かい時期

に描く人が多いです 笑」

 

自分「そうなんですね 笑

ちなみに、それを続けて、

将来的にはどうなりたいんですか?」

 

相手「そうですねー。休みの日に趣味仲間

同士でずっと楽しく過ごしたいです」

 

自分「なんかいいですね!

やっぱりずっとやってると、

と比べて上手くなるものですか?」

 

相手「同じ所ばっかり描いてても

あまり上達しないですけど

色々な場所行って描くとすごく上達します!」

 

自分「絵を描くのって昼間ですよね?

はどうするんですか?

 

相手「みんなでご飯に行って

感想とか話したりします!」

 

・・・・・・・・・・・・・・

 

というような具合である。

 

繰り返しになるが、

この時間カードのいいところは、

時間という概念の汎用性である。

 

例えば、こんな会話でも使用可能だ。

 

・・・・・・・・・・・・・・・

 

自分「どんな仕事してるんですか?」

 

相手「中学校の教師やってます」

 

自分「教師ですか、すごいですね。

ちなみに将来的にはどんな教師になりたいん

ですか?」

 

相手「教えるのが好きなので、生徒達に

先生の授業がわかりやすいって言って

もらえるようになりたいです」

 

自分「え、でも、過去にそういう事言って

くれた生徒いないんですか?」

 

相手「実はいまして、すごくうれしかったです!」

 

自分「なんかそういうのいいですね!

あと先生のお仕事って季節ごとに行事とか

あるので楽しそうですよねー」

 

自分「そうなんです!

私は、行事ごとが好きなタイプなので、

楽しいです。特に〇〇が楽しくて・・」

 

・・・・・・・・・・・・・・・・

 

という風になりえるのだ。

 

また、上記のように相手が話したい(そうな)

会話に繋げる事ができればベストだ。

 

このカードの魅力は、

会話が続きやすい事である。

割と色んな事に当てはまるので

一度自分でカードを組み立ててほしい。

 

このカードをデッキにセットしておけば、

かなり安心はできるはずだ。

 

と、自分がかなり慢心してしまったため

 

今回はここで終了とする。

 

・・・・・・・・・・・・・・・

 

というわけで、

次回、第10回は、

今回、ページの都合で明かされなかった、

 

視点変更カードの二種類目、

「②他者軸を変える」

について説明する。

 

・・・・・・・・・・・・・・

 

 

第9回まとめ

 

 

視点変更カードには

 

①時間軸を変える

②他者軸を変える

 

という二種類のカードがある。

 

①時間軸カード

 

とは、例えば

 

未来

過去

朝昼夜

季節

 

についての質問をするカードである。

 

このカードのメリットは、

 

時間という概念はどんな事にも

あてはまりやすく、質問が刺さるため

会話が続きやすい。

 

また、相手の好きな話やタイムリーな話題など、

相手が話したい会話にも繋げやすく万能性がある。

 

ぜひデッキにはセットしておきたいカードだ。