タモ理論「会話しない会話術」でコミュ障改善 <第14回「質問補助カードの使い方」>

 

第14回「質問補助カードの使い方」

 

前回、質問したからといって相手が

即答できるとは限らないということ、

 

また、それに伴い

質問補助カードが重要であると

説明した。

 

というわけで、今回は

 

質問補助カード、その1

〇〇面カード

 

について説明しよう。

 

〇〇面カードは、ざっくりとした

質問を少しだけ細分化するカードだ。

 

自分「調子はどうですか?」

相手「え、えーと」(←困っている)

自分「仕事面とか」

 

これは、調子はどう?という

質問が、範囲が広すぎて

 

相手が即答できない場合に、

すかさずフォローして質問を

細分化するというものだ。

 

フォローすることによって

会話のテンポを崩さず、

スムーズに繋げることができる。

 

会話のテンポが悪いと、相手は

無意識にこの人とは合わないなぁ

と思ってしまう。

 

いわば、質問補助カードは、

それを避けるための

保険と考えればよい。

 

ちなみに、

 

仕事面以外にも、

恋愛面、金銭面、勉強面、趣味面など

なんでも活用できる。

 

〇〇面カードは、質問の答えは

まだ相手に委ねている状態だ。

 

仕事面などの方向性は決まったが、

中身はまだざっくりしている。

 

本来は相手の口から出た話題を

質問していくのがセオリーだが、

 

質問の範囲が広すぎて、相手が

困ってしまった場合は、

このカードを使って少しだけ

細分化しよう。

 

そして相手の口から出た話題に

ついて質問すると、盛り上がる

可能性が高い。

 

 

ちなみに、上記の続きだが、

仕事面は?と聞いて、

 

「いい感じですよ。」

 

と相手が答えた場合、

「何が?」

と聞いて、

(5w1Hカードを使って)質問を

掘り下げよう。

 

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今回は、ざっくりした質問を

少しだけ細分化する方法を紹介したが、

 

実は、もっと質問を細分化して

範囲を限定する補助カードがある。

 

これは、ざっくりした質問を

続けてしまい、

 

相手に不信感を持たれた

場合や、

 

ざっくりした質問をしすぎて

相手に負担がかかっているな、

 

という場合に有効に使える。

 

というわけで次回、第15回は、

質問補助カードその2

という内容でお届けする。

 

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第14回まとめ

 

質問補助カードその1

〇〇面カード

 

使い方は、

こちらがざっくりした質問を

しすぎて、

相手困ってしまった場合に

 

すかさず質問を細分化して

相手が答えやすくするというものだ。

 

仕事面、恋愛面、勉強面、金銭面、趣味面、

など、種類は豊富である。

 

会話のテンポが悪いと、人は無意識に

この人とは合わないかも・・

と思ってしまう。

 

それを避けつつ、質問を限定せずに、

相手に答えを委ねた状態をキープできる。

 

そして相手が答えた話題を掘り下げて

質問していこう。