タモ理論「会話しない会話術」でコミュ障改善 <第3回「人はどんな事を話すと楽しいのか(その2)>
人はどういう話をしてる時が
楽しいのか。
前回は「好きな話」を聞く
必要があることについて説明した。
第3回
①「がんばった話」
②「工夫していること」
を質問する必要性について説明する。
①がんばった(努力した)こと
「(学生時代の)勉強、部活、」
「仕事、資格、趣味、ダイエット、禁煙、禁酒、」
などである。
がんばった話を聞いてもらいたい
という願望を誰もが持っている。
自分から話し始めるのは
自慢みたいになる可能性があるし、
気が引ける人も多くいる。
だからこそ、聞いてくれる人がいると、
うれしくなるし、楽しいと思うだろう。
タモ理論では、質問カードを使い、
そこを質問によって深堀りしていく
事を意識する。
次は、
②「工夫していること」
だ。
●「失敗から気をつけていること、
日々の工夫、メリット、デメリット」
など
●「②がんばった話の中で、
工夫してうまくいった事」
などである。
工夫している事というのは、
本人が試行錯誤して自分で考えたり、
他人から良いアドバイスを聞いたりで、
思い入れのある話になる可能性が高い。
この部分を質問することで、
普段話さない内容を
相手は話す事になるので、
会話に新鮮味が生まれ、
他の人との差別化にもなる。
さらに人の工夫している事を
聞くのは勉強になり、
自分のためにもなる。
第4回は、上記の内容を踏まえ、
質問カードを使い、
会話の流れの方向性を操る方法を
説明する。
第3回のまとめ
「がんばった話、工夫している事」
を質問しよう。
努力した(している)話は、
聞いてくれる人が少ないので、
うれしいし、差別化にもなる。
工夫した話は、
その人が試行錯誤した事
であるので、思い入れが強い。